pc_main_copy@2x
GREETING

ごあいさつ

東京大学「フレキシブル医療IT研究会」の
ホームページにようこそ!

コロナ対策など感染予防などが大きな課題になった現状を踏まえ、健康・福祉・医療分野においては、遠隔診断なども含めたIT化の進展が強く求められています。また、少子高齢化時代の本格的な到来を迎え、国民の生活の質の向上と医療コストの軽減が急務の課題になっています。「フレキシブル医療IT研究会」は柔らかい電子素材を使ったエレクトロニクスのヘルスケア・医療分野の産学連携を通じ新産業創出を目指します。                                                                                研究会主査、東京大学教授、執行役・副学長 染谷隆夫

法人会員リストへのリンクはこちら

研究会開催のご案内

EVENT INFORMATION

第42回フレキシブル医療IT研究会

2025年10月30日(水) 14:30~19:00

開催場所:東大本郷地区 弥生キャンパス 弥生会館一条ホール

プログラム 及び  参加申し込みはこちらをクリックイベントのご案内を閉じる

PROGRAM
第42回フレキシブル医療IT研究会を10月30日(木)午後に東京大学本郷地区弥生キャンパスで開催致します。
 僅かな匂いを識別する人工嗅覚デバイスを開発された東京大学柳田剛教授のご講演、東大松尾研発のAIスタートアップ企業Aicurion COOの岩井康洋様から赤外センサーと医療AIの統合についてのご講演、水中でもバイタルサインのモニタリング可能な極薄高耐久光センサの開発について染谷研から報告させて頂きます。
 講演後に、"AIとセンサーの融合がもたらすパラダイムシフト"と題してパネルディスカッションを開催します。
 会員間の交流を目的として法人会員からサンプル展示も含めたポスターセッションと軽食を用意した懇親会も予定していますので、是非、会場での参加をご検討下さい。また、社内で関心がおありになる方にもご案内をお願いいたします。
※ポスターセッション展示を10月14日(火)納期で募集中です。産学連携、産産連携のきっかけになると思いますので是非ご検討下さい。

プログラム

14:30~15:00
「A Water-resistant, Ultrathin, Conformable Organic Photodetector for Vital Sign Monitoring」
Ultrathin photodetectors are promising for skin-interfaced sensing but suffer from rapid degradation in ambient and aqueous environments. We report a 3.2-µm-thick water-resistant organic photodetector that operates stably when submerged. By embedding the photoactive layer in an adhesive elastomer matrix, multidimensional hybrid phase separation enhances interfacial adhesion and charge transport, effectively blocking fluid ingress. The device shows only 6% photocurrent loss and maintains linear response after 5 h in water, with detectivity of 6.2 × 10¹¹ Jones and strong mechanical durability. Its capability for underwater vital sign monitoring highlights potential for advanced bio-integrated sensing.

Baokai Du (東京大学大学院工学系研究科 特任研究員)

15:00~15:30
「高齢者介護における遠赤外線センシング技術と進化する医療AIエコシステムとの統合」
日本において、生成AIによる業務効率化や画像診断支援の進化に加え、個人の状態を非侵襲的に見守る技術が注目されている。最先端事例として大阪万博で示された遠赤外線センサーによる介護施設の環境内評価AIは、プライバシーを保護しつつ入居者の行動データを継続的に収集する新技術である。本講演では、受動的な見守りから、能動的な予後予測・介入へと医療パラダイムを転換させるかを、最新事例を交え紹介する。

岩井康洋(株式会社Aicurion COO)

15:30~15:40
休憩
15:40~16:40
「vdW相互作用を利用した堅牢な人工嗅覚デバイス」
多彩な構造異性体種を含む匂いの揮発性分子群の化学情報を堅い材料で電気的に抽出することは今後の情報化社会における最重要課題の一つである。本講演では、我々が展開してきた金属酸化物ナノ構造体の空間選択的な結晶成長技術に基づいて堅牢だが僅かな匂い分子構造を識別するvdW相互作用を活用した新しい人工嗅覚デバイスについて概説する。

柳田 剛(東京大学大学院工学系研究科 教授)

16:40~17:10 パネルディスカッション
       "AIとセンサーの融合がもたらすパラダイムシフト"
17:10~17:30
ポスター展示企業からのショートプレゼンテーション
17:30~19:00
ポスターセッション&懇親会

開催日程

2025年10月30日(木)14:30~19:00

会場

東京大学 本郷地区 弥生キャンパス 弥生講堂一条ホール

参加資格

※研究会会員に限ります。(会員で無い方は入会をご検討下さい。)

※申し込み者には申し込み完了メールを事務局からお送り致します。

※参加者には申し込み者から参加申し込み完了をお伝えください。

※3名以上の参加を希望される場合は複数回お申込み下さい。

※申し込み者ご自身が参加される場合、お手数ですが、参加者欄にもご記入下さい。

参加費

無料

参加ご希望の方は、下記からお申し込みください。

入会のメリット

MERIT

1. 最先端の

フレキシブル医療IT情報を
提供します

第一線で活躍されている大学教授、医師、医療IT事業を行っている企業の方などを毎回、3~4名講師としてお招きし、年3回の研究会をしています。また、主催者である東京大学工学系研究科染谷研室のフレキシブルデバイス開発についての最新成果についてもご紹介しております。関連分野の最先端の情報を得ることができます。

2. 企業間の

コラボレーションが
実現できます

70社を超える法人会員が参加されています。研究会と同時開催される会員企業からのポスター展示、フレキシブル医療ITビジネスに関するオンラインのWG活動などを通じて企業間のコラボレーションが実現できます。

3. これまで研究会で

培った情報に

アクセスできます

研究会発足から11年がたち、第一線で活躍されている120名以上の方のご講演、研究会としてのワーキング活動などを実施してまいりました。会員登録された方は、これまでの講演資料、調査ワーキング活動報告書などをご覧になることができます。

法人会員リスト

OFFICIAL MEMBER

現在の入会状況はこちらからご確認ください。(2025年9月25日更新)

フレキシブル医療IT研究会 会員募集中

ENTRY

研究会の会員の申し込みはオンラインから受け付けています。

ニュース

NEWS